選挙ゲですが、参加してくれる人数は未知数だったけど思い切って発表することになりました。

傑人かるたのがだいぶ前に企画されていましたがまだうまい具合に完成していません。 別のフレーバーをつけなおして簡易で小規模なものを試してみようとか、そういった要素が選挙ゲームに含まれています。

ピンときたかたもいらっしゃるかと思いますが、選挙ゲは大規模クーミンです。 3個の領域に9点を割り振るのではなく、8個のエリアに5点を割り振るものが初期設計でした。

この時点で各クラブを手に入れた時の勝利ポイントが異なることは決まっていました。 人気が集中しそうな15点のサッカー部よりも独占できるであろう新聞部のほうが魅力てきだろうか、とかそういった類の読み合い要素でクーミンにはない要素がありましたが、この手法はオークショニア等で既に試していました。

新要素として導入したものに重視する行事のパラメータがありましたが、これは失策だったのではないかと思っています。 単に評価を加算する方式にしてしまったので、2次元的な動作はしてくれませんでした。サッカー部に力を入れるなら音楽選択といった、選択の余地のないもので無駄に処理の手間が増えただけだった気がします。

今回は3人の候補でしたので、各マスの生徒の分配は7種類になってしまいました。2次元格子型だと管理、可視化ともに辛かったです。

新要素のうち、アクセントとして入れた改革派、廃部ですが、こちらは展開に動きを十分与えうると思っています。 改革は1人でやるならそれだけで24点を獲得できるので、野球部、サッカー部よりもずっとおいしい選択肢です。 2割カットがある以外は1単位しか割り当てられない巨大な部とほぼ同等ですが、形式的にでも異なるというだけで選択の指標になり、他の候補者と同じものに点を割り振るかそうでないかで結果が大きく異なるこのゲームでは存在感を持ったと思います。 廃部宣告も資金の上限を突破できるという強力なものでした。廃部宣告は帰宅部の+評価を得られる仕様だったので、その意味でも強力でした。


指摘してくれた方もいらっしゃいますが、このゲームは候補者が何人なのかが非常に重要な意味を持っています。候補者が多い場合集中投資が効果的になり、候補者が少ない場合分散投資が効果的になります。今回のゲームの意図では何人参加するかも推理してもらいたかったのですが、公約発表の前に候補者全員の登録を済ますというやり方もあったかもしれません。